HG MS-06 ZAKU THE GROUND WAR SET

「MS IGLOO2 重力戦線」は、ミリタリー色の強い作品で大好きでした。そして、第2巻はザクと61式戦車がメインのお話で、「HG MS-06 ZAKU THE GROUND WAR SET」をジオラマで仕上げて、作品世界に入りたいと思って制作しました。

「HG量産型ザク」、「1/144  61式戦車5型」、「1/144 ワッパ」を、週末、家族スケジュールの合間を縫って、何とか完成しました。昨年の11月に作業開始しましたが、なかなか制作する日程が取れず、少しずつ地道に積み上げて行きました。(詳細は、制作ストーリーをご覧になって頂くと嬉しいです)

【作品詳細】

ジオラマのレイアウトは、こんな感じです。

今回の一番の主役は、ザクバズーカーの砲弾です。これが、いかにジオラマの中央を横切るかで、戦場の緊張感が出るのでは無いかと思って、何パターンか試して決定しました。シャアズゴの時も作成した発泡スチロール製の煙ですが、今回倍以上長くしたので、保持するのが難しく、中に真鍮線を通してます。バズーカーから発射した弾丸が煙を残しながら、まっすぐ飛んで行く姿をイメージしました。

ジオラマのベースは、発泡スチロールに紙粘土で砂丘を作成しました。そこに、水溶きボンドでティッシュを貼り付けて、RaMuShizuさんに教えて頂いた水溶きボンド＋重曹でベース作成が終了です。砂っぽい表現のところは、重曹を上からかけて、木工用ボンドとつや消しクリアで固着させてディティールを追加して、エアブラシ塗装しました。塗装後、剥がれないように、3回つや消しクリア吹いています。

奥の61式戦車は、いつもの100均LED＋クリアオレンジで着色した脱脂綿で爆破しましたぁ！

箱絵では、歩兵も活躍しているのですが、ザクに踏まれたり、61式に轢かれそうだったので、今回は出陣しませんでした。

「HG量産型ザク」は、HGUC040のザクと同じで、私としては既に3体目の制作となります。今回の制作では顔にこだわって、庇に丸みを与えたり、モノアイとレールを制作して、電飾してます。後、砂漠戦を意識したウェザリングをしました。

ディティールアップ(庇、モノアイ、バックパック)、スジボリ、電飾、グレーサフ、シャドー入れてからドライブラシ塗装、付属デカール＋α、つや消しクリア、ウェザリング

61式戦車5型は、久々に作る戦車模型だったので、極力1/144 のスケールよりは大きく見えるように、ディティールアップを加えております。ウェザリングは砂漠での地上戦を意識して、頑張って入れました。

ディティールアップ(肉埋め、砲身の穴あけ、ラック部分の肉抜き、機銃、アンテナ)、グレーサフ、ドライブラシ塗装、付属デカール、つや消しクリア、ウォッシング、ウェザリング

ワッパを制作するのは初めてで、いろんな作例を参考に、少しでも実際に騎乗出来る兵器の雰囲気になる様に頑張りました。特に「模コン2023」の1/144 ワッパやGUNSTAさん内の1/35ワッパの作例は凄く刺激されました。細い方が良さそうなところを頑張って削ってます。

ディティールアップ(ホバーガード、天井部分の肉抜き、プレートや脚部の削り込み)、筆塗り、付属デカール、つや消しクリア、ウェザリング

本当は、ジオラマを外に持ち出して、自然光で撮影したかったのですが、さすがに北国ではこの時期、外に長時間出ているのは難しいし、雲の様子が暑い夏とは違うので、屋内撮影に切り替えました。バックはA3用紙に印刷した入道雲をセットしました。

砂漠の砂煙が少し欲しくて、塗装した脱脂綿をワッパの下と、61式戦車の後ろに敷きました。

こちらの作品は、体調が安定しない時期の制作で、またサイト内でもいろいろあった時期でした。なかなか個人的なモチベーションが上がらない中、たくさんの方に、ご助言、応援を頂き、完成まで漕ぎ着ける事が出来ました。私一人では、絶対に途中で放置していたと思います。制作ストーリーにも関わらず、いいね、コメント頂いた皆様に、本当に感謝致します。

この作品自体が、「連邦軍VSジオン軍」なので、一旦タグ付けせず、次の作品で参戦しようと思ってます。果たして、こんな手の遅い私が、間に合うのだろうか？

最後まで、拙い作品をご覧頂き、誠にありがとうございます。また、ジオラマ作りたくなると思いますが、気長にお付き合い頂けると嬉しいです♪