MG RX-78-2 ガンダム Ver.Ka ディティールアップ全塗装

改修箇所はほとんどないのですが若干アゴのオプティカルシーカーの小型化、ヘリウムコアの形状変更を行いました。

全身に追加したパネルラインは自分なりにしっかりと意味のある場所と形状となるようにデザインしメタルパーツやデカールも自分の中での納得感があるものになるように気をつけつつ配置しました。

またPGUガンダムや横浜ガンダムに取り入れられている航空機の航空灯のようなディティールを肩と膝に施しました。

全身に総数で3~400個ほどのメタルパーツを使用し兵器としてのリアル感にもこだわっています。

デカールは試作兵器として整備マニュアルがまだ十分でないという解釈のもと文字デカールを多用し装甲に直接マニュアルや注意書きが書き込まれているという設定です。

特にシールドのディティールが気に入っておりパネルラインの配置からメタルパーツの取り付けまでかなり好みのディティールに仕上げることができました。

頭部センサーやツインアイ、航空灯にはUVレジンでコーティングを施しレンズ感を強調しています。

頭部のバルカンも元の砲口を削りメタルパーツに置き換えています。

バックパックのバーニアは途中でパーツを紛失したため市販のバーニアパーツと複製したパーツで製作しました。

塗装に関してはフレームはメタリック塗装に光沢クリアーでより金属感が出るように仕上げ、外装パーツはしっとりとした艶消しに仕上げています。

外装パーツの色味はなるべく元のキットのような彩度の高めの鮮やかなトリコロールになるように塗料を剪定し各色とも2種類の塗料で塗り分けを施しました。

特にトリコロールカラーは各色の色差が出過ぎないよう、でもしっかりと塗り分けされていて情報量が増すように塗料を選びました。
塗料に関しては調色ではなく全て瓶生で使用しています。

キットとしてはかなり古いものでプラもかなり劣化しており途中でパーツの破損などにも苦戦しましたがなんとか最後まで組み上げることができました。
製作期間が2月半ほどとなってしまいましたが自分の中で技術を上げるべく苦手な工作や初めてトライする工作に挑戦するなどとても意義のある製作となりました。

改めて完成品を見ると荒い部分やイマイチだった部分も多くありますが現状自分の中でのベストを尽くすことができて非常に満足のいくものとなりました。

記録として長い製作過程も全て記事にしていますのでもし気になる方はぜひご覧ください。
そしてそんな製作工程を見守ってくださっていた皆様ありがとうございました。

＜使用キット＞
MG RX-78-2 ガンダム Ver.Ka

<使用塗料＞
サフ
・ガイアノーツ サーフェイサーエヴォ

フレームパーツ
・ガイアノーツ Ex-ブラック
・ガイアノーツ スターブライトアイアン
・ガイアノーツ スターブライトジュラルミン
・ガイアノーツ スターブライトブラス

外装パーツ
・クレオス 灰色９号
・クレオス エアクラフトグレー
・ガイアノーツ アイスコバルトブルー
・ガイアノーツ コバルトブルー
・NAZCA フレイムレッド
・クレオス レッドFS11136
・NAZCA マンダリンイエロー
・NAZCA マンダリンオレンジ
・クレオス GXグラファイトブラック

その他
・クレオス リトルアーモリーカラー ガンブルーメタリック
・ガイアノーツ プライマリーメタリックレッド
・ガイアノーツ 蛍光クリアー
・ガイアノーツ 蛍光ピンク
・ガイアノーツ クリアーレッド
・ガイアノーツ クリアーピンク
・ガイアノーツ Ex-ホワイト
・クレオス ムーンストーンパール
・タミヤエナメル チタンゴールド
・タミヤエナメル チタンシルバー
・タミヤエナメル ダークアイアン（履帯色）
・NAZCAエナメル ピンポイントシルバー

トップコート
・ガイアノーツ Ex-クリアー
・ガイアノーツ Ex-フラットクリアー プレミアム