MG RX-78-2 ガンダム Ver.Ka ジャンク復活 #30 メタルパーツ使用サンプルの作成

「MG RX-78-2 ガンダム Ver.Ka」制作中
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さて、ジャンクから復活させているMGガンダムVer.Kaの製作もいよいよ終盤。
パネルラインの修正や各所へのメタルパーツ取り付け加工を行っているのですがここでメタルパーツ取り付け加工方法による違いを検証するためにサンプル製作をしてみました。

使用する工具はゴッドハンドのスピンモールド(1.0~3.0mm)、スピンモールド45(1.0~3.0mm)です。
スピンブレードではなくスピンモールドを使用するのはマイナスモールドの取り付けようにセンターに1.0mmの穴を開ける必要があるのでセンターガイドのあるスピンモールドを使用します。

スピンモールド45はモールド直径の+1.0mmの外周を45度の角度で面を取ってくれる工具です。径の大きめのものに関してはいい感じで面取りされているのですが小径のものに関してはこの+1.0mmが大袈裟な気がしていたので比較検証のために今回のサンプル製作に至りました。

あとはホームセンターで購入した丸型のビットを面取り用に使用します。本来はリューターに取り付けて切削に使うものですね。

使用するメタルパーツはハイキューパーツのマイナスモールド(1.5mm、2.0mm、2.5mm)、そしてツインパイプ(1.5mm、2.0mm、2.5mm)です。

左から各径(1.0mm、1.5mm、2.0mm、2.5mm、3.0mm)ごとにモールドを掘り込んでいきます。

加工方法の違いですがマイナスモールド用は上から順に
・スピンモールドのみで掘り込み
・スピンモールドで掘ったあと丸型ビットで軽く面取り
・スピンモールド45で掘り込み

ツインパイプ用は
・スピンモールドのみで掘り込み
・スピンモールドで掘ったあと丸型ビットで軽く面取り
・スピンモールド45で掘ったあとスピンモールドで掘り込み
となっています。
一番下がスピンモールド45の後に追加で掘り込んでいるのはツインパイプようにより深く掘り込む必要があったからです。もちろん他の加工方法もマイナスモールド用よりは深めに掘り込んでいます。

個人の感想ではマイナスモールド用の加工では小径のスピンモールド45は少し使い所を選ぶかなと思いました。それに比べ大径のものは使い勝手がいいかなと思います。
ツインパイプ用の加工ではスピンモールド45の方がディティール感が増していい感じかなと思います。追加でエッジを丸型ビットで面取りしてもいい感じかもしれないですね。よりリアルにするならば接着後にツインパイプの内径のサイズのピンバイスで底面を開口してもいいかもしれないですね。

ちなみに面取りに使ったビットですが径に合わせていくつかのサイズを使い分けています。大きめのサイズでは(私の場合球状ではなく砲弾状のビットですが)バーニアの内側を削る縁薄加工なんかにも使えるので割と重宝しています。
WAVEかどこかからか面取りビットという名前で円錐状のビットも販売されていますが貫通穴であれば問題ないのですが今回のような浅井モールドにはビットの先端が底について面取りできないので不向きでした。

今回のようなメタルパーツのや円形のディティールアップパーツの取り付け加工にはスピンモールド+丸型ビットを持っておけばある程度汎用性があると思います。さらに余裕があればスピンモールド45があると思います。

いずれにしろ加工箇所によって適材適所使い分けていくことが大切だと思いますので今回製作したサンプルを見ながら最後のディティールアップ加工をしていこうと思っています。

それではまた。

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